ドデカオンライン 公式ストーリー
ドデカオンライン-隠されし王者の証-
光と影
かつて魔族を封じた英雄の末裔である護龍の徒は、白龍派と黒龍派との二派に分裂。
崑崙の地に収められた十二神器を巡り、激しい争いを繰り広げた。

世界の始まりは、ただ光と闇だけが存在していた。
やがて光は人間を、闇は魔族を生み出し、互いを滅ぼそうとして激しい争いが繰り広げられた。
互角の力を持っていたと思われた光と闇だったが、ある時期から均衡が崩れ闇の勢力が優勢となっていった。
魔族は生まれながらにして強大な力を持っていたが、人間は魔族に比べあまりにも脆弱であったのだ……。
闇の勝利に終わるかと思われた戦いだったが、人間はその弱さゆえに、魔族を上回る知恵を身につけた。
人間は知恵と勇気を振り絞ることで、徐々にではあるが戦況を好転させていく。
長い年月をかけたこの戦いは、
人間すなわち光の勝利に終わった。
光は闇を封じこめると、地上を人間に任せ眠りについた……。
戦いを勝利に導いた人間たちは、光を神として敬い、神の眠る山を崑崙と名付け守護するとともに、闇の眷属である魔族が再び地上に出てこないよう封印を施すことにした。
十二神器
白龍派は掟に従い十二神器を守ってきたが、力を求める黒龍派の一人が神器を手にしてしまう。
そして神器の封印が開放された……

封印は神の徒として戦った英雄の持つ十二神器で行われた。 神器はこの世に2つとない強大な力を秘めた武具であると同時に、 封印をより完璧なものにするため力も有するという、まさに神に準ずる力を持っていた。
すなわち神器に対抗できるのは神器だけだったのである。
そのため、「すべての神器を持つ者は天下を制する」と言われた。
英雄たちは十二神器が邪な人間の手に渡ることを避けるため、 「神器に触れてはならない」と人々を戒め、崑崙に廟を築くとその奥深くに神器を封印した。 そして、万が一に備え”ある仕掛け”を施したのである。
封印が施され魔族が消えたことで、地上は人間のものとなる。
人々は光=神と英雄の戦い、そして十二神器の存在を語り継いでいった。
だが、永き時を経て、いつしか伝承は人々の記憶から薄れ、神器の存在意義も忘れ去られていった。
皮肉にも長い平和が戦いの記憶を薄めたのである。
こうした影響は崑崙を守護してきた英雄の末裔にも及ぶこととなる。
彼らは、神が龍の姿をしていたという言い伝えから、
”護龍の徒”と呼ばれ、民衆から敬い尊敬されてきた。
しかし、それも今は昔……。
人々の信仰が薄れたことから崑崙を参拝する者もほとんどいなくなり、英雄としての権威は見る影もないほど落ちぶれていた。
二派の対立
神器は魔族を封印していた。
封印が解かれ、神器が分裂し飛び去ったため、異形の者である魔族が解放され、地上にあふれ出した。

こうした状況を憂えた護龍の徒は、二派に分裂し対立を深めていた。
ひとつは英雄としての地位と民衆の神への信仰を取り戻すべく、「神器の封印を解いて神の権威を取り戻そう」と主張する強行派である黒龍派。
もうひとつは、黒龍派の暴走を食い止め、「神器に触れてはならない」という言い伝えを守り、地道な活動で神への権威と人々の信仰を取り戻そうと主張する穏健派の白龍派。同じ英雄の末裔でありながら、考え方の違いから両派の溝は深くなっていく。やがて互いに説得が無理とわかると武力闘争へと発展。闘争は激化していった。
彼らは英雄の末裔であるだけでなく、常人を遥かに上回る力を持つ者たちであったため、闘争を止めることができる者は存在しなかったのである。
この影響で、人々の生活は荒み始め、英雄と神に対する怨嗟の声が大地を覆い始めた。こうした人の心の荒廃は、封印を弱めることへ繋がった。
破られた封印
再び魔族を封じるため、白龍派と黒龍派の頭首は休戦協定を結び、失われた神器を捜し求めた。
しかし神器を巡り、両派の対立は激化していく……

封印が弱まったことと、英雄の末裔たちが二派に分かれて闘争を繰り広げた余波から、封印は今にも解けそうなほど危うい状態になっていた。
そして黒龍派のひとりが廟に安置された神器のひとつに手をかけた瞬間、古き封印は完全に解き放たれてしまう。
まばゆい雷光が天地を繋ぎ、封印が解かれたことを告げる。黒龍派は自分たちの思いが叶ったことを喜んだが、それも束の間だった。
封印が解かれたことで異形の者たちが地上のあちこちに出現を始めたからである。
古き言い伝えのとおり、封じられていた魔族が甦ったのだ。
さらに、十二神器は大空高くへ舞い上がり、さらにそれぞれ十二個ずつに分裂、 144個の流星となって飛び散ってしまった。
これこそ神器が人の手に渡ることを避けるべく古の英雄たちが施した仕掛けだった。
二派は互いに争ってしまったことを激しく悔い、護龍の徒としての役割を果たすべく行動を開始した。
だが、これは戦乱の炎が全土を覆い尽くすプロローグに過ぎなかった。
なぜなら、白龍派は飛び散った神器をすべて集め、再び封印を施そうとしていたが、黒龍派は神器をすべて集め、その力で魔族を討ち果たそうとしていたからである。
さらに、それだけではなかった。
封印が解かれたことで、神器とともに封じられた古文書が多くの者たちの知るところとなったのである。
「すべての神器を持つ者は天下を制する」という、十二神器が持つ強大な力の秘密も……。
そのため野心を抱く者たちはもとより、護龍の徒のなかにも、この混乱に乗じて十二神器すべてを手中に収め、この世の王者たらんと密かに画策する者もいた。
復活した魔族を交え、神器を巡る人々の対立は激化していく……。
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